2020/08/04
東京 某所 ○ルームーン チャイエス 中編
いったい人は、何のためにマッサージ店に行くのでしょうか?
その答えは単純です。
人はマッサージを受けるためにマッサージ店に行くのです。
身体の疲れをほぐすことで、心身ともに癒さたい。ジーマサに行くには、その想いだけで充分なのです。
なので、こちら側が好かれようと気を遣ったり、オシャレをして格好をつけたり頑張るのでは本末転倒であって、そうさせるような美貌も若さもエステティシャンにとって実は必要ではなかったのです。
優しく包みこんでくれる包容力と温かさ、ただそれだけが最も重要であり、最も難しい要素なのです。
ジーマサはおばちゃんでいいのです。
いえ、おばちゃんが一番いいのです。
だからこそ、初めてこの店を訪れたときに出迎えてくれた、(笑顔が素敵で愛想のいい版)大蛇丸みたいなおばちゃんが非常に魅力的に映りました。
ある程度経験を積んだジーマサLOVERなら誰しも良さが分かるおばちゃんだと思います。
前編はこちらから↓
東京 某所 ○ルームーン チャイエス 前編
https://chinamassage.blog.2nt.com/blog-entry-12.html?sp
改めまして、Qです。
電話で若い(?)エステティシャンを呼ぼうとする手をはねのけ、大蛇丸のおばちゃんをお願いした。
ジーマサ部屋に通され、「ヌイダラヨンデクダサイ」と言われる。
「え、ぜんぶ?コレ(パンツ)も?」パンツも脱ぐと分かっているけれど、初めての店では小芝居をうつ。
「オニイサンワカイネ」という褒め言葉をもらいながら、マッサージに入る。
まずは、背中から。
非常に力加減のよい気持ちのいいマッサージで、これだけでも元が取れるほどだ。
そうかマッサージを受けに来たんだったなと再確認させられる。
肩から背中まで、少しくすぐったい部分もあって笑ってしまったり、話をしながら、和やかなムードだ。
そのあとお尻とふくらはぎのマッサージが終わると、少し静かになって、
太ももから鼠蹊部にかけて優しく触られる。
手つきが少しイヤラしく、最初はさりげなくだったが、アナに触れる回数が増えてくる。
うつ伏せなのに、キーボし、気持ち良くてお尻も浮き上がる。
「あれれ?普通のマッサージをうけるはずだったのに、様子がおかしいぞ」
と今度は心のなかで小芝居をうつ
「アオムケクダサイ」と魔法の言葉がかけられ、それに従う。
そのあとのことはあまり覚えていないが、もっと気持ち良くなって、そのあと接茶を飲んだことは覚えている。
数週間後にも大蛇丸のおばちゃん目当てで再訪した。
マッサージを受けながら、
「こっから家近いんだけど、お店終わったら来る?」と聞くと、
「またまたー」
などと、あしらわれるのだろうと思っていたが、
「ンー、エー、ドレクライチカイ?ドウシヨッカナー。」
と本気で悩んでくれた。
ジーマサはおばちゃんでいいのです。
いえ、おばちゃんが一番いいのです。
おばちゃんも可愛いとこがあるのです。
それに、ジーマサの店員をやるようなおばちゃんはよく見るとまあまあ顔も可愛いのです。
ジーマサをされながら、お胸をさわり、「ダメダヨ」と照れる大蛇丸のおばちゃんに、チューをした。
3回目の来店には、大学時代の親友を連れて行った。
そういえば、「若イ子イルヨ」と言われたが会ったことはなく、
その代わりに、歌舞伎版ヤマンバギャルのような毛質とメイクの自来也似おばちゃん(5,60代)がいるのを見たことはあった。
どちらか1人は自来也に当たることになると思ったが、私は自分が大蛇丸のおばちゃんに好かれている自信があったので、自来也には当たらないだろうと思っていた。
友達と一緒に入店すると、店内には大蛇丸のおばちゃん1人しかいなかったが、もう一人は今買い物に行っていてすぐ戻ってくるとのことだった。
友達には自来也のことは伝えていなかったのに、大蛇丸のおばちゃんの取り合いになった。
「若い子が来る」という言葉に流されず、大蛇丸のおばちゃんの良さを感じ取った親友に対して「やるな」と思った。
が、勝敗は決まっている。
大蛇丸の心は私にある。
自来也を引くのは親友だ。
「じゃあお姉さんに決めてもらおう」
私は、意気揚々と提案した。
が、大蛇丸のおばちゃんが選んだのは親友の方だった。
何が起こったのかわからなかった。
大蛇丸のおばちゃんは申し訳そうにしながら何度も
「マッテテ、ワカクテカワイイダカラ!シンジテ」
と言った。
うそだ!うそだ!うそだ!うそだ!うそだ!うそだ!
知っている!
若いくて可愛い子なんてこない!
自来也が来る!
自来也が買い物から帰ってきてしまう!
人間不信に陥った。
きっと親友を蔑ろにしたバチが当たったのだろう。
自来也とも喋ったことがあるが、悪い人ではない。
運命を受け入れ、ジーマサ部屋で自来也の買い物が終わるのをまつことにした。
しかし、待っているとそこに現れたのは綱手のように可愛い顔で綺麗な長い髪の20代の女性だった。
大蛇丸のおばちゃんは嘘をついていた訳ではなかったのだ。
この店は伝説の三忍でやっている店だったのだ。
つづく